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ローダウンで高回転を目指す!肘と手首の動きで回転をマスターする方法

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今回の動画では、ボウリングボールの回転のかけ方に特化した練習方法について解説しています。主にローダウンに関連する技術であり、特に手元の動きに焦点を当てた練習を中心に紹介しています。この練習は、自宅でも実践可能で、アプローチを歩かずに手元だけを鍛えることを目的としています。動画内では、手首と肘の動きを意識した2つの異なるアプローチを説明しています。これらを習得することでより高回転の投球が可能になります。

目次

練習方法の概要

普段個人レッスンで行っているローダウンの練習方法を基に、手元の動きだけを鍛える練習を紹介します。レーンやアプローチを使わずに行えるこの方法は、特別な設備を必要とせず、自宅でも可能です。たとえば、柔らかいマットの上などでボールを落とすだけで手首の反動を学ぶことができます。

この練習では、画角的に手元だけを映し出すようにしています。私が手首の動きを正確に示すことで、皆さんが動作をしっかりと理解できるように工夫しています。これなら、ボウリング場でボールを投げる音を気にせず、家で手軽に取り組むことができます。

手首の動きと回転のかけ方

ローダウンの要となるのは手首の動きです。まず、手首の反動だけでボールに回転を与えることを目指します。フィンガーでの引っ掛けは行わず、手首の柔軟性を最大限に活かすことがこの練習のポイントです。具体的な手順は、立ち膝の状態で膝の上に手を置き、手首を下に落とすだけです。この動作だけでボールに回転がかかります。上から下に向かってボールを落とすことにより、手首の反動が自然とボールに伝わります。

永野すばる

このとき、フィンガーでの引っ掛けは一切必要ありません。むしろ、フィンガーでの引っ掛けは回転を阻害する原因となることが多く、怪我のリスクも高まります。手首の動きは「パー」(手のひらを開いた状態)を維持し、スムーズな動作を心掛けてください。手首の柔軟な使い方がボールの回転力を向上させる鍵です。

手首の使い方とフィンガーの引っ掛け回避

多くの方が、ボールをフィンガーで引っ掛けることで回転をかけようとしますが、これは逆効果です。フィンガーの力を使うと、自然な回転が得られず、無理な負担がかかります。腱鞘炎などの怪我を防ぐためにも、フィンガーを使わずに手首の反動を活用することが重要です。

実演では「手首を下に落とすだけで回転する」ということを紹介していますが、この動作を自宅で試してみてください。手首をパーに保ち、フィンガーでの引っ掛けを避けながらボールを落とすだけで、ボールに自然な回転が生まれるはずです。ポイントは、フィンガーを使わず、手首の反動を最大限に利用することです。

肘の動きを加えた練習方法

次に、手首に加えて肘の動きを使った練習に移ります。肘の動きは、より強い回転を得るために必要な要素です。この練習では、肘を使うことで手首の動きと連動させ、ボールに回転をかけます。肘の使い方には2つのパターンがあります。

方法①:最初からカップにする

1つ目は、手首を最初からカップ(丸めた状態)にして、肘を伸ばしながらボールを落とす方法です。肘を伸ばす動作と手首の反動を組み合わせて回転をかけます。この際、肘が完全に伸び切る前に手首を返さないように注意してください。

方法②:肘の反動を使う

2つ目のパターンは、手首をカップにせず、肘の反動を使って手首に回転を与える方法です。手首に力が弱い場合でも、肘の反動を活用することで効果的に回転をかけることができます。

よくあるミスとその修正方法

肘の使い方でよくある失敗は、肘が伸びきる前に手首を返してしまうことです。このような動作では、手首に無理な力がかかり、ボールに十分な回転が伝わりません。肘が完全に伸びてから手首を返すことが大切です。

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私もこの点で苦労したことがありますが、焦らずに肘の動きを優先させることを意識してください。また、フィンガーでの引っ掛けは絶対に避けるようにしましょう。

適切なボールの重さと安全性

回転練習を行う際は、自分に合った重さのボールを選ぶことが重要です。重すぎるボールは、手首や肘に過度な負担をかけるため、怪我のリスクを高めます。練習では、軽めのボールを使いながら、手首や肘の動きを確実にすることが大切です。私のレッスンでも、無理な負荷を避け、最適な重さのボールを選ぶように指導しています。

まとめ

以上が、手首と肘を使ったボウリングボールの回転練習の解説です。フィンガーを使わずに、手首と肘の反動を効果的に利用することで、より安定した回転が得られるようになります。ぜひ、日常の練習に取り入れていただき、パフォーマンスの向上を目指してみてください。怪我を防ぎながら技術を磨くためには、正しい動作を身につけることが重要です。自宅で手軽に行えるこの練習を通して、より高いレベルのボウリングを目指していきましょう。

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